ゼミ募集について(平成30年度生)

ゼミの内容(アウトライン)

本務校の学部はコミュニティ政策学部ですので、決して法学部のようなカリキュラム編成にはなっていません。しかし、ゼミ(ケーススタディ)では、法学部法律学科と同等のレベルでゼミ運営を進めます。

 

まず、研究室内では、法学の基礎をしっかり身につけます(法学基礎力の養成)。法学の学習にとって近道はありません。まずは条文と判例。続いて法解釈。その後に法政策。過去に学んだ法学の知識をブラッシュアップしながら、裁判例をベースにしたケースメソッド(事例研究)を行います。なお、各種試験の勉強も積極的に行います。


研究室外では、法律が一般社会でどのように関わっているのか、自分の目で確かめます。行政機関や民間企業等と連携し、法適用の実際(実務)を体感します。例えば、裁判所、検察庁、弁護士会への訪問、内閣府、消費者庁や千葉県、千葉市等とともにワークショップの企画運営等、研究室内での法学の学びを活かし、アウトリーチ的な活動を行っています。

 

大切なのは「好きこそ物の上手なれ」。

ゼミの目的

「働く」ことや「消費する」ことにスポットを当て、法的なフィルターを通して考えよう!法学(特に労働法や消費者法)の観点から日常生活を見直し、リーガルマインド(法的思考力)を獲得しよう!

担当教員の専門領域

専門領域は、法学、特に労働法と消費者法です。私は「生活者法」と呼称していますが、私たちにとって、「働く」ことや「消費する」ことは不可欠なため、身近な問題を取り扱っていると思っています。
概括的にいえば、様々な局面において不利な立場に位置づけられやすい生活者(労働者、消費者)の法的保護のあり方について検討しています。例えば、公益通報者(内部告発者)を保護するための法的枠組みの再構成【職場内で違法行為を知った労働者が行政機関やマスコミ等に通報・告発する場合の法的保護のあり方】や、集団的消費者被害救済の合理的手続の追求【全国的に多数発生する消費者紛争の合理的な解決手法のあり方】等について、諸外国の法制度(特に英米法)を参考にしながら研究しています。研究とはいえ、本当に分からないことばかり・・・。とても大変ですが、分からないことが分かるようになると・・・。本当に楽しいのです!!

ゼミの内容

法学(私法学)の学修目的は、スムーズに日常生活を(トラブルなく)過ごすためのツール(合理的判断)を身につけることにあります。単に断片的な法知識の暗記に終始するのではつまらない。ゼミでは公務員試験や民間企業の就職活動を意識し、①問題発見能力(「事実」を直視する能力)や紛争解決能力を養う、②「正義と衡平」を求める熱いハートとバランス感覚を身につける、この2点を重視します。この2点がリーガルマインド(法的思考力)につながります。また、公務員試験対策(行政職・公安職)やビジネス実務法務検定試験対策も行い、各種試験の合格も達成目標の一つです。


2018年度のゼミ募集スケジュール

※来年度のゼミ募集については、11月17日(木)14時40分~全体説明会があります。

 

※12月1日付にて希望者に対し、面接日時等の連絡を行いました。小論文課題を当日持参してください。

 

※12月7日に小論文・面接試験を実施しました。

 

※第1次募集により定員を充足いたしました。来年度は13名の方をお迎えいたします。第2次募集はいたしません。ご了承ください。

個別説明会
(11/13~11/24)
第一次選考
(12/4~12/8)
第二次選考
(1/9~1/16)
第三次選考
(1/22~1/25)
日時 場所 日時 場所 日時 場所 日時 場所

11月14日(火)昼休み
11月16日(木)昼休み
11月21日(火)4限
11月24日(金)昼休み

※原則として、上記日時以外も研究室在室中は対応します。
※質問等があれば、電子メールでも受け付けます。
15-910(研究室) 12月7日(木)3限
(予備日:12月8日(金)5限)
研究室 1月11日(木)3限 研究室
     
12月7日(予備日12月8日))及びレポートにより選考します。

レポート課題:「なぜ法律学を学びたいと思ったか」について、600字程度でまとめて下さい。

※12月6日までに応募書類とともにサービスラーニングセンターに提出して下さい。
面接(1月11日)及びレポートにより選考します。

レポート課題:「特別法はなぜ存在するのか」について、600字程度でまとめて下さい。

※1月10日までに応募書類とともにサービスラーニングセンターに提出して下さい。
レポートにより選考します。

レポート課題:「労働契約、雇用契約、消費者契約」について、600字程度にまとめて下さい。

※上記選考期間内(1/22~1/25)に応募書類とともにサービスラーニングセンターに提出して下さい。